大阪ではありがとうを おおきに という また、まいどおおきにということばも日常的で、英語で言う サンキューヴェリーマッチにあたる。口語としては おーをのばし、おーきにという表現が近いとされる。会話の最後におーきにって言っとけば、比較的コミュニケーションがとりやすく、プリーズにもちかいとされる。もともとは おおいに 大変 とっても というものの分量を示す、表現であったとされる そのあとに、ありがとう ごくろうさんとつづいたのであるが、だんだん簡素化されおおきにーと独立で使用される事が一般的となった。大阪においては 店舗などでも、おおきにーありがとう とか あいさつで おおきにまいどなどといった表現が一般的よく使われる。友人にごちそうになった時でも、おおきにごっちゃんでといって表現も使われる事もある。ただ、あいてによっては、馴れ馴れしくきこえるので、目上の方に使わないことが望まれる。恐縮している気持ち表す場合もおおきにを使う事がある。おおきにすんまへんといった、具合で おがむような表現でつかうばあいもある。頼み事をする時も、おおーきにすんまへんは 日常的表現としてつかわれることがある。このように 表現としては、すこし馴れ馴れしい感じがあるため小馬鹿にしている様にもきこえるため、誤解を招く事もある。また、えいごでいう ノーサンキューをいみする。おおきに、また返事します。という表現は 返事できませんという含みもあるため、受けてもその辺りのニュアンスを理解する必要がある。大阪弁については、テレビドラマなどでも良く見受けられるとされるが、実際のイントネーションとは違っていることが、多く関東や、大阪以外の方がつかうと、同じような、違和感のある大阪弁となることが多く、大阪でその言葉を聞くと、一瞬でわかっていまう。文字的には、同じという幹事でも、ちょっとしたアクセントのいちが違っているために、不思議なことばとして聞こえるからである。
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